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「生きる」という答え。2016.08.01

 こんにちは。今日から8月ですね。8月は「いのち」について考える特別な月と認識しています。 長岡花火(2,3日;長岡の空襲があった日)、広島(6日)や長崎(9日)に原子爆弾が落とさ れた日、 ジャンボ機墜落事故(12日)、終戦の日(15日)、お盆の時期ということもあるかもし れませんが、僕 はそのように認識しています。

 

長岡は、僕が生まれた街でもあります。盛大な長岡花火は有名ですが、実は長岡花火のある日は、 空襲があった日であることを両親に教えてもらいました。 原子爆弾が投下される候補地に、新潟があったことは、中学生の時に学びました。新潟に原爆が 投下されていたら、僕はここにいなかったかもしれません。僕が放射線や放射能について興味を持 ったのは、奇しくもこの史実にも基づきます。 僕は、小さいころ、人の幸せってなんだろうって考えたことがあって、こんなことを思いつきました。

「健康であること」

 しかし、健康ってなんだろう。では、健康じゃないと不幸なのか?それも違っていた。なので、こう 考えました。

「生きていられるということ」

 生きていることは、辛いこともあるけれど、これに集約されるのかなと考えました。

 生きることを脅かすものに、戦争や災害、疾病があります。僕には正直、戦争を止める術を知りません。 災害はどうだろう。もしかしたら、テクノロジーによって、予見できる日が来るかもしれないけど、まだ まだそんな世の中じゃない。では、疾病はどうだろう。前者2つに比べると、学ぶことができる。学ぶこ とによって、いくらかの人や動物を救うこともできるのではないかと考えました。そのような理由で、僕 の進路が医療系になっていきました。これからも、生きる、そして死ぬ(死生学という分野もあり、興味を持っています)、ということに着目しながら、僕は「生きる」という答えを出し続け る大人でいたいです。

(中山)

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