くまちゃん動物病院からのお知らせNEWS

~抱っこの仕方~2015.10.16

こんにちは♪くまちゃん動物病院です!
最近は朝と夜がとても寒く、日中は日差しがあり暖かいですね。
季節の変わり目なので人も動物も体調には気をつけましょう!

ところで・・・
みなさんは飼っているわんちゃんを抱っこするとき、どのようにしているでしょうか?
抱っこするときにはいくつかポイントがあるので、今日は『犬の抱っこの仕方』について
ご説明します。

【間違った抱き方】

縦に抱っこをするとわんちゃんの腰に負担がかかるのでやめましょう!!
特にミニチュア・ダックスフンド等、胴体の長い子は要注意です!

 

【正しい抱き方】

◆ポイント◆
①床と水平になるように
②犬の肩とお尻に手を入れて体を支える

以上のポイントを抑えることで、わんちゃんの体に負担をかけず抱っこすることができます。

【片手抱っこ】

◆ポイント◆
①腰の横~お腹の下に腕を入れる。手のひらはわんちゃんの両足を掴むか、胸に当てて支える。
②ひじをしっかり締め、わんちゃんの腰を自分の体にぴったりつける

 
(↑分かりやすいように、もう片手でわんちゃんの足を伸ばしています。)

チワワ、トイ・プードル、ポメラニアン等の体の小さい子は、この抱っこができるようになれば、片手が使えるようになるのでとても便利です(^ω^)
ダックスのように胴が長い子でも、慣れれば安定して片手で抱っこできます♪
(無理は禁物です!落下させてしまい、骨折などを招いてしまいます。抱っこの練習は、まずは飼主さんが座った状態から始めましょう。)

ぜひ、この機会に抱き方を見直してみてください♪

 

 

☆番外編【診察(お注射)のときの抱っこ】 (ご自宅での爪きりの時にも♪)

◆ポイント◆
①腰の横~お腹の下に腕を入れる。手のひらはわんちゃんの両足を掴む。
②ひじをしっかり締め、わんちゃんの腰を自分の体にぴったりつける
③もう片手はわんちゃんの首の後ろに腕を回し、頭が動かないようにする。

診察のときの抱っこ・・・専門用語では、【保定(ほてい)】と言います。
保定は、「動物・獣医師・保定者、皆が安全に!」がモットーです!!
獣医師と保定者が動物に咬まれないように(引っ掻かれないように)&動物が動いて注射針など刺さってしまわないように・・・。注意を払っています。

診察中、動いてしまう子は無理をせず、看護師におまかせ下さい♪

 

最後に・・・
撮影に協力してくれたミニチュア・ダックスフンドの桃太ちゃん
トイ・プードルのニコちゃんありがとうございました!
とてもいい子に抱っこをさせてくれました(^^)☆

(看護師 小野寺)

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